新車営業スタッフ 橋田 怜加

———入社してどれ位になりました?

2006年の入社ですので、8年目ですね。

———8年経って、今は子育てもしながら仕事もバリバリしてるけど、実際やってみてどう?

意外と「何とかなる」というのが実感ですね。というかもちろん会社の同僚や主人、両親、託児所※の助けを借りつつですけど。
※ネッツ南国ではグループ内で託児所を運営しております。

———でも、もともと楽天的なタイプではなかったよね。

そうです。心配性で気にし過ぎなタイプでしたね(笑)

———何がきっかけでそう考えるようになったの?

やはり出産が大きな転機でした。妊娠してすぐに体調を崩してしまい入院。で、そのまま産休、育休に入ってしまったので同僚には随分と負担をかけてしまいましたが、そういった経験から「何とかなる」と思えるようになってきたように思います。

———確かにあの時は大変だったよね。でもそういった不測の事態に周囲の協力を仰げたのは、それまでの橋田さんの仕事へ対する誠実さとか、人間関係の結果ですよね。周囲も橋田さんのために何とかせなイカンって雰囲気だったし。

本当にありがたかったですね。

———で、復帰してから仕事と子育ての両立。そうは言っても決して楽ではないよね?

でも自分で決めた仕事ですから簡単には諦めたくないんですよね。この会社に入社して、初めは営業所で営業アシスタントのような仕事からスタートして、社内で本格的に女性の営業チームを立ち上げる時に「どうする?」って聞かれて・・・悩んだ末に覚悟を決めて営業の仕事にチャレンジしようと決意したんです。だから少々のことでは辞めたくないんです。でも実際に続けて行くには、やはり周囲の助けが必要だと今は考えています。

———周囲の助けを借りると言っても、大変なのはみんな一緒ですよね。「助けて!」と言ったら何とかなるほど甘くもないように思うけど。何か工夫してる?

やはり職場内での協力関係というか人間関係の向上は意識しています。

———それって具体的にはどういうこと?

自分が子育てで早く帰らないといけないとか時間的な制約があるので、その分周囲のスタッフにとって何かしてあげれることや助けになれることがないか、どうすれば役立てるかということを常に考えながら行動するようにしています。

———助けて欲しいと言うのではなく、周囲を助けることが結果的に応援してもらえる環境を創っているみたいですね。子育ても大変だけど、そろそろ後輩の育成にも本格的に取り掛かるキャリアだと思うけど、どんなところを意識してますか?

私もたくさん失敗しながら先輩から学んだことが多かったので、後輩にも間違わないやり方を教えるのではなく、自分で考えながら成長して欲しいと思っています。当社は来店型のお店ですので、自分の担当するお客様以外のお客様もたくさんお見えになります。お客様の担当スタッフが不在でも喜んで頂けるような対応ができるようになれば、お客様もまるで自分の娘のように大切にして下さるんですよ!この醍醐味を後輩にも感じて欲しいですね。

———確かに営業の醍醐味ってその辺りですよね。逆にクレームとかってありませんか?

もちろん自分の不注意や失敗でお客様に迷惑をお掛けしてしまうことはあります。でも大切なのは、その後。お客様から頂いたご指導の声にいかに誠実に耳を傾け反省するかが大切です。クレームがきっかけで、それまで以上に親しくさせて頂いているお客様もたくさんいらっしゃいますよ。

———失敗しないようにするのも大切ですけど、起きてからどう解決するかがやはり大切ですね。じゃあ後輩にもそういう力を身につけて欲しいと。

そういうことですね。一人ひとりのお客様の立場に立って自分で考えて、お役に立てるようになって欲しいです。

———これから自分のチーム(女性営業チーム)をどういう風にして行きたいですか?

やはり覚悟を決めてこの仕事に就いているので、しっかり実績を出すことは外せません。女性の営業は難しいというイメージを払拭するためにもここはこだわりたいです。それから子供を産んでも、これまで通りに仕事を続けられるということ。子育てとの両立が難しいからといった理由で辞めて欲しくないですしね。

———手ごたえはどう?

何となくですが、女性でも営業が出来るというのがようやく見えはじめてきたかな?という感じです。仕事か育児どちらかを諦めるのではなく両立させる。その為には私自身が、その見本・手本にならないといけないと考えています。良い仲間にも恵まれている職場なので、新しく入ってくる人と一緒に女性らしい素敵な働き方を実現したいですね。

———これからも後輩たちの良き手本として頑張って下さいね。

はい。頑張ります!

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