森下スタッフ (営業アシスタント)
今回の地方車製作は、これまで地方車を作ってきたベテランから若手へと引き継がれ、慣れない事ばかりで大変苦労しました。そんな事もあって取り掛かるまでが例年より1ヵ月以上遅く全てがギリギリでした。まずテーマに沿ったデザインを描く事から始まり、何度もやり直しながら最終的に「動くお城」をイメージした地方車に決定しました。
他チームにはない、真似できない、ネッツ南国らしい地方車の特徴の1つにテーマに沿ったシンボルキャラが存在します。今回は旧ビスタカラーのオレンジ(過去)、ネッツのブルー(末来)の意味を込めた、光る玉を咥えた2体の大蛇でした。この大蛇には1番多くの時間を掛けました。頭を可動式にするという譲れないこだわりと、地方車の規則や耐久性など多くの問題に直面し、何度も諦めそうになりました。そんな時は不可能を可能にする方法を皆で考えて、知恵を出し合い、工夫しながら作業を進め、最終的には祭り前日の日付が変わる頃に無事完成させることができました(涙)。
業務が終わってからの地方車製作と踊りを覚えることを並行するのは大変でしたが、自分たちが作った地方車でよさこいに参加できた嬉しさ、達成感は言葉になりませんでした。

岡村スタッフ (ビスタワークス研究所・カメラマン)
ネッツ南国のよさこい祭りは科学実験のようなものです。
入社1年、2年目の新人たちも混ざって先輩社員と一緒に地
方車を作るのですが…。 やはり初めは何をしたらいいのか分か
らず、先輩社員の下で「なにか手伝うことはないですか」と指示
待ち状態。 しかし、指示する先輩社員も設計図のない物を一
から作るのは慣れたことではありません。 先輩たちは後輩に「ど
うしたら良いと思う?」と考えを求め共に悩みます。 そうしていく
中で、当初遠慮がちだった新人は驚くほど積極的に考え、工
夫し、自分の意見を次々と提案し始めてきます。一緒に同じも
のを作り上げていくことで化学反応が起こるように大きな自信
が芽生え、新たな信頼関係が築かれていくのです。祭りの前日、
深夜に完成した地方車。 それは、これからも共に働くなかで
一生忘れることのない大切な記憶の一片となりました。
祭りが終わっても今尚、ネッツ南国内のいたるところで様々な
化学反応が起こり続けています。

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最新更新日: 2015年2月12日